MA(音の編集)を担当しており、映像作品における音の最終調整や仕上げを行っています。
また、MA課のマネージャーとして、チームの管理や業務全体の調整も担っています。
技術とマネジメントの両面に関わるポジションです。
音声コンテンツを含む、幅広いジャンルの作品のMAを担当しています。
アダルトに限らず、さまざまな作品の音声に関わる業務を担っています。
制作の方に信頼してもらえたと感じるときに、やりがいを感じます。
自分の担当は音の仕上げですが、分野は違っても“同じチームのスタッフ”として一緒に作品を作っているという意識があるので、信頼されているのが伝わると本当に嬉しい気持ちになります。
音は目に見えない分野なので、求められることがどうしても抽象的になりやすい仕事だと感じています。
そのぶん難しさもありますが、作業者にとってもディレクターなど関わる人にとっても、“音をどう仕上げていくか”という過程自体が刺激的で、おもしろい部分でもあると思っています。
空気を読むことを大切にしています。
縁の下の力持ちとして静かに支えるべき場面もあれば、自分が前に出て積極的に関わったほうがいい場面もあります。
その空気感を読み取りながら、状況に応じて立ち回りを変えていくことを意識しています。
もともと映画が好きで映画学校に入学したんですが、専攻を選ぶタイミングでどの分野に進もうか迷っていました。
バンドをやっていたこともあり、「音の分野なら近いかな」と、正直なところ少し安直な流れでMAを選びました。
でも、実際に学んでいくうちにどんどん引き込まれて、気づいたら“沼”に入っていたような感覚です。
大学では、録音やMA、助監督などさまざまなポジションを経験しましたが、中でも卒業制作の『ROLL』は特に思い入れのある作品です。
録音、整音助手、劇伴制作と、音まわりのほとんどを担当したこともあり、最後まで強い責任感を持って関わった作品でした。
作品への向き合い方です。
学生時代、教授から「自分の作品は自分の子どもと思え」と言われたことが、今でも心に強く残っています。
同期であるレミレミ・ニューワールド監督の『脱出ミラー号シリーズ』です。
1作目から音の仕上げを担当しており、同期ということもあってか、監督とじっくり時間をかけて作品づくりに取り組んだ記憶があります。
今も続いているシリーズなので、個人的にも思い入れが強く、大事にしたい作品のひとつです。
MAに限らずですが、日頃からいろんな分野の映像を観るようにしています。
引き出しを増やすためでもありますし、ワンマンで作業する以上、思考が凝り固まりやすい部分もあるので、常に新しい刺激を受け続けることが大事だと思っています。
アダルトビデオに限らず、音の編集や仕上げのスキルを活かして、もっと幅広い分野でも活躍できるようになりたいです。
SODは、とにかく刺激が多く、物事の流れもとても速い会社だと思います。
だからこそ、覚悟を持って“この業界で働きたい”という気持ちがある人にとっては、きっと楽しめる環境になるはずです。
10:00スケジュール/メール確認等
10:30MA業務
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